【最新情報2025年発売】ひなたビールの仕込みを開始
近年大ブームとなっているクラフトビール。
クラフトビールは味や香りなど大手企業には出せないオリジナルのビールを各ブルワリーが開発しているため、
そのバックボーンを味わうのが筆者の楽しみ方。
更に香辛料やフルーツ、柑橘などのフレーバーを足すことによって、
「ビールは苦手」という方も「このクラフトビールは飲みやすい!」と
ハードルが下がり、ビール好きの入口を広げています。
今までのビールの概念を覆すこともあるクラフトビール。少し興味がある方は是非読んでいただきたい記事です。
日向市のオーガニック大麦を使用!ひなたビールまもなく発売
ビールは主に4つの材料「麦芽・ホップ・水・酵母」で製造されています。
この4つの原材料の質がビールをつくる上で非常に重要です。
その他オリジナルテイストに仕上げるための副原料として、香辛料・柑橘系のフルーツなどを使用することもあります。
「ひなたビール」は日向市で育った無農薬の有機(オーガニック)大麦を使用しています。
国産のオーガニック大麦を使用したクラフトビールは日本では非常に珍しく、
化学肥料を使わずに作られた大麦は野菜同様、自然本来の味を醸し出します。
2025年発売!ひなたビールの仕込みをまとめました
ひなたビールの仕込みは日向市のお隣、延岡市にある「ひでじビール」さんのご協力のもと造られています。
仕込み当日は実際に筆者もひでじビールさんのブルワリーへ伺い、お手伝いをしながら詳しい情報や工程を
一日中レクチャーしていただきましたので簡単にまとめて公開します!
数々の賞を受賞したひでじビール!美味しいビールが造られるその理由は!?
ビールの仕込み工程をお伝えする前に、ひでじビールを皆さんはご存知でしょうか。
宮崎県延岡市、行縢(むかばき)山のお膝元にブルワリーを設けているひでじビール。
写真をみて感じていただけるように、とても自然豊かなこの場所には質の高い天然水が流れており、
原材料として使用しています。
創業1996年当時は地ビールと呼ばれていた時代は情報も少なく何度も開発を重ねられたそうです。
その実力は、2023年ワールドビアカップで銀賞!世界2位の実力がお隣の延岡市に存在するのは本当に心強い!
ひでじビールさんのブルワリーは一般の方も入場でき、イベントを開催している日もあるので
オフィシャルサイトからチェックしてみてくださいね。
ビールの仕込みはわずか1日?オーガニック大麦を使ったクラフトビールの工程
ビールの仕込みは1日で終え、その後貯蔵を1~2ヶ月という流れ。
今回は簡単に4つの工程を実際に撮影した写真で説明していきます。
麦汁
早速、主となるオーガニック大麦(麦芽)の登場です!
ビールの素となる麦汁を行縢山の天然水でつくっていきます。
50度くらいのぬるま湯に麦芽をいれ、2時間ほどかけて79度までゆっくり温度を上げることによりデンプンを糖に変え、甘さへと変化させていきます。
ろ過
麦芽を取り除いた麦汁のみを抽出していきます。麦汁は砂糖を加えていないのにもかかわらず非常に甘味。
今回ろ過は2回繰り返し、出来上がったすぐの麦汁がこちら!
実際にテイスティングをしましたが、透き通った麦汁はめちゃくちゃ美味しいんです。
言葉で説明するのが難しいですが、麦の柔らかい味と甘さをしっかりと感じました!
ホップ
先ほどの麦汁にホップを加えていきます。
ひなたビールのホップは山梨県北杜市産。
こちらも海外輸入には頼らず安心安全の国産で丁寧に作られたホップを仕入れています。
ホップは味付けのような効果があり、ビール独特の苦み、そしてクラフトビールのフルーティーさなどは
この工程で醸成されています。
貯蔵
貯蔵タンクへ移動し温度を下げ酵母を加えていきます。
このタイミングで出来上がったビールが「若ビール」。
色や味は現段階では不十分とされています。(既に美味しいと感じました(笑))
その後1ヶ月ー2ヶ月ほど熟成をさせて完成します。
ひなたビールは2025年2月発売予定!
簡単にビールの仕込みについてご説明しましたがいかがでしたでしょうか。
ひでじビールさんはこのページでは説明できない思いを持ち、企業努力を続けていらっしゃいます。
衛生管理なども細かいところまで徹底されており、ビールに対する強いこだわりを感じます。
国産オーガニック大麦を使用したひなたビールは2025年2月発売予定です。
詳しい情報はまた随時公開しますので楽しみにお待ちくださいね。